こんにちは、青島です。
今年も残すところあとわずかですね。もうお休みに入られている方も多いのではないでしょうか。
これまで当社では、中途や経験者を中心に採用を行ってきましたが、近年はIT業界全体で人材確保が難しくなってきています。こうした背景もあり、最近では運用業務などを経験してきた若手の方とお話しする機会も増えてきました。
若手の方と話していると、SEの仕事は「プログラミングが中心」というイメージを持たれがちだと感じることがあります。
ただ、実際の現場ではそれだけではなく、設計書や手順書の作成、ExcelやWordでの資料修正など、ドキュメント作成や調整作業に多くの時間を使うのが実情です。
特に、現場に入りたての時期や、運用・保守フェーズでは、こうした作業が業務の中心になることも珍しくありません。
こうした作業では、操作を少し知っているかどうかで、作業時間や負担に大きな差が出ます。
そこで今回は、IT業界の実務でよく使われているショートカットや操作を、取り入れやすいものから紹介します。
なお、紹介するショートカットは筆者の Windows 11 / Office 365 環境で確認済みですが
OSのバージョンやエディション、権限設定などによって挙動が変わる場合があります。必要に応じて各自の環境でご確認ください。
► 資料作成でよく使うショートカット(超基本)
コピー:Ctrl + C
(Windows共通/RDP接続先でも有効/操作ミスのリスクなし)
貼り付け:Ctrl + V
(貼り付け形式はアプリ仕様に依存/操作ミスのリスクなし)
直前の操作を元に戻す:Ctrl + Z
(戻せる回数・内容はアプリごとに異なる/操作ミスのリスクなし)
保存:Ctrl + S
(未保存ファイルでは「名前を付けて保存」になる/操作ミスのリスクなし)
► Excelでよく使うショートカット(ランキング順)
1.セル範囲の端まで移動:Ctrl + 矢印キー
(途中に空白セルがあると停止/結合セルで挙動が変わる/Scroll Lock ON時は画面スクロールになる/操作ミスのリ スクなし)
2.連続セルをまとめて選択:Ctrl + Shift + 矢印キー
(空白セルがあると選択が途切れる/操作ミスのリスクなし)
3.セルの編集モード切替:F2
(IME状態を維持したまま編集可能/操作ミスのリスクなし)
4.セルの書式設定を開く:Ctrl + 1
(表示形式・配置・罫線などをまとめて設定/操作ミスのリスクなし)
5.フィルターON / OFF切替:Ctrl + Shift + L
(見出し行が必要/操作ミスのリスクなし)
6.当日の日付を入力:Ctrl + ;
(PCのシステム日付を参照/操作ミスのリスクなし)
► Wordでよく使うショートカット(ランキング順)
1.改ページ:Ctrl + Enter
(印刷レイアウト基準で強制改ページ/操作ミスのリスクなし)
2.文字を太字にする:Ctrl + B
(既に太字の場合は解除/操作ミスのリスクなし)
3.文字サイズを拡大/縮小:Ctrl + Shift + >/<
(段階的にサイズ変更/操作ミスのリスクなし)
4.書式をリセット:Ctrl + A → Ctrl + Shift + N
(標準スタイルに戻す/操作ミスのリスクなし)
5.大文字/小文字を切替:Shift + F3
(英字のみ対象/操作ミスのリスクなし)
► 実務でよく使うWindowsショートカット
※ Windows 10 以降で一般的に利用されている操作を含みます
※ 一部操作はポリシー・権限設定により制限されます
アプリやウィンドウを切り替える:Alt + Tab
(仮想デスクトップ構成により表示順が変わる/操作ミスのリスクなし)
タスクマネージャーを起動:Ctrl + Shift + Esc
(フリーズ時でも起動できる場合が多い/操作ミスのリスクなし)
クリップボード履歴を表示:Win + V
(初回は有効化が必要/ポリシーで無効化される場合あり/操作ミスのリスクなし)
画面の一部を切り取ってコピー:Win + Shift + S
(Snipping Tool使用/自動保存はされない/Win10以降/操作ミスのリスクなし)
仮想デスクトップを作成:Win + Ctrl + D
(機能が無効な環境では使用不可/Win10以降/操作ミスのリスクなし)
仮想デスクトップを切り替える:Win + Ctrl + ← / →
(デスクトップが1つのみの場合は動作しない/Win10以降/操作ミスのリスクなし)
ウィンドウを左右半分に並べる:Win + ← / →
(一部アプリでは無効/操作ミスのリスクなし)
直前の操作を繰り返す:F4
(Excel / Word/一部操作のみ有効/操作ミスのリスクなし)
画面を最小化/元に戻す:Win + M / Win + Shift + M
(Win + M で最小化したウィンドウのみ復元可能/操作ミスのリスクなし)
作業中のウィンドウ以外を最小化:Win + Home
(設定で無効化されている場合あり/操作ミスのリスクなし)
書式だけコピー/貼り付け:Ctrl + Shift + C / Ctrl + Shift + V
(Officeアプリ限定/バージョン差あり/操作ミスのリスクなし)
► インフラ・情シス向けショートカット/コマンド
※ 以下の操作は 管理者権限・OSエディション・セキュリティポリシー により制限されます。
※ 業務端末では意図的に無効化されているケースがあります。
※ 動作確認は Windows 11 / Office 365 環境で実施。OSや端末設定により挙動が変わる場合があります。
障害対応・トラブルシュート(Win + R / Win + X 系)
強制再起動:Win + X → U → R
(管理者権限必須/未保存データは失われる/Fast Startup 有効時は完全再起動にならない場合あり/操作不可の場合あり)
イベントビューアを開く:Win + R → eventvwr.msc
(ユーザー権限により閲覧ログが制限/OS差あり/操作ミスの心配なし)
サービス管理:Win + R → services.msc
(管理者権限必須/誤操作でシステム障害の恐れ/OS差あり)
スクリーンショット取得:Win + Shift + S
(保存は手動/証跡取得向け/Win10以降/RDP接続時注意)
サーバ/端末管理・定期メンテナンス(Win + R / Win + X 系)
管理者PowerShellを起動:Win + X → A
(UAC有効時は昇格確認あり/管理者権限必須/RDP環境注意)
システム情報を表示:Win + Pause
(OS・エディション・ホスト名確認用/一部情報非表示の可能性あり)
コンピューター管理:Win + R → compmgmt.msc
(管理者権限必須/誤操作でサービスやディスクに影響/Home制限あり)
デバイス管理:Win + R → devmgmt.msc
(ドライバ操作注意/誤操作でハードウェア停止の可能性/管理者権限必須)
ディスク管理:Win + R → diskmgmt.msc
(操作ミスでデータ損失注意/管理者権限必須/環境差あり)
ネットワーク確認・設定(Win + R 系)
リソースモニター:Win + R → resmon
(ネットワーク・ディスク負荷確認/権限によって表示制限あり)
ネットワーク設定:Win + R → ncpa.cpl
(設定変更には管理者権限必須/誤設定でネットワーク切断/Home差あり)
ネットワーク確認・設定(コマンド系)
IP情報確認:cmd / PowerShell → ipconfig /all
(VPN・仮想NIC含む/誤操作なし/PowerShellでも同様)
ホスト名確認:cmd / PowerShell → hostname
(OS共通/出力のみ/誤操作なし)
ユーザー・ポリシー管理(Win + R 系)
ローカルユーザー管理:Win + R → lusrmgr.msc
(Home制限あり/誤操作でユーザー権限影響/管理者必須)
ローカルGPO:Win + R → gpedit.msc
(Home制限あり/編集には管理者必須/誤設定でシステム影響)
緊急時・裏ルート(Win + R 系)
セーフモード設定:Win + R → msconfig
(再起動後反映/設定変更には管理者必須/誤設定で起動不可の可能性)
緊急時・裏ルート(コマンド系)
強制ログオフ:cmd / PowerShell → shutdown /l
(未保存データは失われる/管理者不要/RDP環境注意)
即時再起動:cmd / PowerShell → shutdown /r /t 0
(管理者必須/未保存データは失われる/Fast Startup 有効時は完全再起動にならない場合あり)
今回は、現場で役立つショートカットを中心に紹介しましたが、実務で身につくスキルは、それだけではありません。
ExcelやWordによる資料作成はもちろん、サーバやネットワーク管理、障害対応など、現場ではさまざまな経験を積むことができます。
日々の業務を通じてスキルの幅を広げていきたい方にとって、現場での経験は確実に力になります。
興味を持っていただけた方は、ぜひ一度、お話しできればと思いますのでお気軽にお問合せください!
それでは、よいお年を!